線維筋痛症のはじまり (2)
あまりにも痛みが酷かったので、翌日、近所の整形外科を受診。
結果は、頚椎症との診断でした。
頚椎の後湾(ストレートネックの延長のような症状でしょうか)や、
首が細く長いこと、肩周りの筋肉が不十分といった原因で、
どうしても首に負担がかかりやすいとのこと。
また、翻訳の仕事が多く、1日中パソコンに張り付くことの多かった生活も、
悪影響を与えているとのことでした。
急性の痛みが引くまでは、首のカラー(首に巻くサポーター)をしておくようにと言われました。
その翌日、首に分厚いカラーを巻いて出社。
不恰好な姿に周囲の視線を気にしながらも勤務を続けていましたが、
痛みの程度はどんどん酷くなり、範囲も拡がっていきました。
当初はどうにかなるだろう、すぐに治るだろうと楽観視していた私でしたが、
だんだんと不安は増幅していきました。
身体の痛みは毎日少しずつ拡がっていきました。
朝起きる度に痛みの箇所が1つずつ増えていくような感覚でした。
明日はどこが痛くなるんだろうという恐怖もありました。
今日は首が前後左右に回らない・・・
翌朝起床すると、次は肩にずしんという痛み・・・
その翌朝、今度は、肩の痛みで腕が全く上がらなくなり、指が痺れている・・・
腕が全く上がらなくなり、指が痺れ動かなくなった時、
ようやく私は、ああもうこれは働けない、パソコンが打てない、会社を休もうと決めました。